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2月10日から12日にかけて、「関わりしろマッチングツアー」が開催されました。
今回は、鹿角に関心を持つ大学生や企業の方々が参加し、冬の鹿角での暮らしや地域のイベントに触れる3日間となりました。
初日は、道の駅あんとらあで参加者をお迎えし、ホテル鹿角でオリエンテーションを実施しました。
スタッフや参加者が自己紹介をしながら、ツアーへの思いや楽しみにしていることを共有しました。
すでに鹿角を訪れたことがある参加者もおり、「おかえりなさい!」の声に「ただいま!」と笑顔で応じる場面も見られました。
その後は、翌日の「雪まつり」に向けた準備作業へ。
人間カーリングの会場整備や装飾作業などを地域の実行委員会と協力しながら進め、寒さの中でも和気あいあいとした雰囲気で作業が進みました。
2日目は、いよいよ「雪まつり」の本番。
朝から会場準備を行い、イベントが始まると、雪上ウルトラクイズや人間カーリング、雪の灯篭作りなど、参加者も運営側として関わりました。
特に人間カーリングでは、参加者がルール説明や景品交換を担当し、地域の子どもたちと自然に打ち解ける姿が印象的でした。
イベント後は雪原花火大会を鑑賞し、ホテル鹿角での交流会では、ツアーの感想や鹿角での体験について語り合いました。
「地域の皆さんと一緒にイベントを作る楽しさを実感した」という声が多く、充実した1日となりました。
最終日は、企業チームと大学生チームに分かれ、それぞれ鹿角の地域を巡りました。
企業チームは、地域でのビジネスの可能性を探るための施設見学や、地元の市場での買い物を通じて暮らしに触れました。
また、尾去沢鉱山を訪れ、歴史ある坑道を巡るガイドツアーに参加しました。
鉱山の歴史を学びながら、鹿角の産業について理解を深めました。
大学生チームは、十和田湖へ向かい、冬の湖の壮大な景色を楽しみました。
湖畔を散策しながら、雪に覆われた幻想的な風景を堪能し、道の駅十和田湖では地元の特産品を見学しました。
昼食時にチームが合流し、最後は道の駅あんとらあでお土産を購入し、花輪ばやし館を見学しました。
ツアーを通じて築いたつながりを振り返りながら、それぞれ鹿角での経験を胸に帰路につきました。
参加者からは、「地域の方々と一緒にイベントを作る体験が新鮮で楽しかった」「企業として鹿角との関係を深める良い機会になった。今後も研修などで関わりたい」「何度も参加するうちに、鹿角が第二のふるさとのように感じてきた」といった声が寄せられました。
今回のツアーを通じて、地域の方々と一緒に時間を過ごすことで、参加者それぞれが鹿角との新たなつながりを築くことができました。
今後もこうした機会を通じて、鹿角と人々の関わりがさらに深まっていくことを期待しています。